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常足庵備忘録

曹洞宗常足庵住職の備忘録です

ふっと、思ったことなど

仏性って、意識って、わかんないから関係無い、ではもったいないッス

「仏性とは意識のことですね」と坐禅中に思ってしまったので備忘録に。 「道元禅師の言われた『人人皆備われり』、『未だ修せずんば現れず』とは、意識は誰でも備わっていますよね、それどころか自分そのものです、だから主、あるいは主人公といわれてます、…

「自我」を宗教から離れて見てみると

「私という確固たるものは存在しない」という仏教の「無我」の教えがあります。 この無我の説明に使われる仏教の古い話に「車の喩え」がありまして「バラバラに分解した車のどれが車なのか?」というものです。 このような例えでミリンダ王が納得したのかど…

意識と自由意志の備忘録

たいそうなタイトルですが備忘録ですので悪しからず 意識 意識は大きくは次のような三つに分けられるようです。 1.意味や物語のように言葉で表現できる意識の流れ 2.言葉にはならない広大な潜在意識のながれ 3.前後に繋がりをもたない情動的な前意識の…

ふと気持ちが暗くなった時に

日常幾度も何気なく、ふと将来などが不安になって憂鬱になったり、過去を思い出して心がざわついたりします。 それが何か行動を起こすことで解決できるものであれば良いのですが、特にどうしようもない考えても仕方のないことだと解っている場合、たいていは…

「心身一如」にグダグダと妄想で暇をつぶすと。

「心身一如」ってなんか仏教らしくないよね。などと考えてると、禅はいわゆる仏教と似てるのか?などと思ってしまうのです。 人は体の内外から同時に入力される無数の感覚に、生命として備えられた無数の反応系で並行かつ分散処理していく。 人の活動には神…

『八世間法』をマッドな世界観に妄想したり

八世間法 八世間法という世間の人が執着してしまう苦しみの元があります。 利益―不利益 名誉―不名誉 称賛―非難 楽 ―苦 です。 なんだか「人生の楽しみと悩みだからそりゃそうだよ」と現在の私たちは思ってしまいますが、ちょっと時代背景を考えてみると「こ…

また法事についてボソボソと

法事について 一応、法事も仏教に関係があるので唯集まって、お経を聞いて、ご飯食べるだけじゃ勿体無いのです。 そこでまず、仏教とは「悪いことをしない・善いことをおこなう・自分の心を清らかにする」というすごくはっきりした教えということを思い出し…

「よくわからないけどイライラしたり、なんか不満でわたし嫌な人になってる」と落ち込んだ時には

よくあるのが、何かとくにはっきりしないけど不満でイライラしたり落ち込んだりする時。 たいていは、ごく普通の計画や希望が上手く行かなかったり、なんだか当たり前のことが認めてもらえなかったり、ちょっと誤解されてしまったり、言葉の行き違いやその場…

禅や仏教のお坊さんが言う言葉を「極端だよな~」と思った時に

過去を想うな、未来を想うな、夢も希望も捨てよ。 善も悪も考えるな、ありのままであれ。 これ普通に考えたら、それでいいのですか?社会が成り立たないではないですか?と思います。 このような表現は悟りを開いた人の日常の有様を言葉にしたものなので「ア…

「素直に」ということ。

「すべての物事をありのままに見ることで苦しみを終わらせることが出来ます」と、仏教ではいいます。 では、「ヨシ!ありのままに見るぞ!!」と頑張って”ありのままに見る”ことが出来るでしょうか?そこが難しいところです。 普通に暮らしてる私には”ありの…

「不酤酒戒」について思ったことなど

在家の方々はご存じないかもしれませんが、仏教僧侶が飲酒を禁じられていることは世界共通なんです。 でも、日本のお坊さんはよく飲みます(笑) 他所の宗教は知りませんが、私たち曹洞宗の僧侶は出家得度の際に、次のようなやりとりをして弟子にしていただ…

最近「自由」が気になりますので、不自由なんでしょうね~(笑)

「自由」という言葉を考えていると、禅の道元禅師の言葉が思い浮かびました。 自分を縛り付けるもの、覆いかぶさるものから自由になりたいと思います。 不安、心配、恐れ、葛藤、圧迫、重圧、非難、等などそれらから遠ざかりたい、離れたい。 それらのものは…

「自由」という漢字が気になりましたので・・

今朝坐っていると「自由」という文字が気になりましたので(これも妄想ですが~)、自由(wiki)でググってみると次のように。 「 福沢諭吉がリバティを訳するに際して、仏教用語より「自由」を選んだ。初めは、「御免」と訳す予定であったが、上意の意味が濃…

結局、仲良く気持ちよく暮らすには言葉を話す心に気をつけることが大事ですね。

私の場合、一日の内の暗い気分の時は大抵、「あの人が私にこう言ってたが・・、私にこう反論したが・・、こう非難した」等と、愚痴愚痴考えているものです。 仏教ではとにかく「悪いことはするな」とか「心の汚れを取りなさい」といいます。 でないと、グチ…

日本の仏教って、仏教で無い様で、ある意味ちゃんと仏教なのは何故かとつらつら考えてみると、当たり前ながら祖師方のおかげですという事に

なぜ今の日本に少なからず仏教があるのか? なぜ宗派仏教の中に微かに輝く仏教伝来のものを見つける事が出来るのか? それはなぜでしょうか? 経典が間違わずに正確に伝えられてきたからかでしょうか? 僧団として仏陀の教えと戒律とを守り続けたからかでし…

お袈裟の話

□ 袈裟の話 道元禅師の頂相(肖像)画を見てて、はて?我々がつけてるお袈裟と違うな、と。 また、よく如法衣で云々とよく耳にしますが、如法衣って?。 また、三衣という言葉も聴きますが、はて?どれが三衣なのかと。 □ まず、三衣から、 ・伝統的な上座部…

お経のリズムについて、フッと考えてみた

桃の花をうたった最も古い詩、「詩経」周南の「桃夭」の歌 其 之 灼 桃 宜 之 灼 桃 の こ 灼 の 其 子 灼 之 室 子 た 夭 室 于 其 夭 家 于 る 夭 家 帰 華 夭 に に 其 た 宜 帰 の る し ぐ 華 か ら ん 夭夭(若々しさの意)、之(この)、于(ここ)帰…

怒りの静め方?

怒りの克服 怒りを収めるには大体次のようなことをよく聞きます ・怒りは自分で気づけば収まる。 ・怒りの原因を見つめれば収まる。 ・怒りは何も益に成らない事を思えば収まる。 ・怒りは愚か者の感情だと知れば収まる。 どうでしょうか?まだまだありそう…

禅の公案風になにか仏教がわかり易いもの作りましょうか、ってことでやってはみたが・・・

ちょっとお話に使える禅の公案なようなものを作ろうか、というお話がありまして、二つほど説法じみたものを作ってみました。とりあえずババッと打ち込んだだけですので漢字、文法、仏教理論怪しいです(笑) あからさまに答えが判るとこなど、既に公案風にも…

湯呑を指して、「是何ぞ?」有る?無し?と問われても・・・

有る?無し?のお話です。 いえ、高尚な話題ではありません、日曜座禅会で田舎住職がおじいちゃんおばあちゃんに言うような話題です、悪しからず。 よく、湯呑を指差して「是何ぞ?」とい言いますよね? そうすると色々頭を働かせます、 ・認識の内容が個々…

業からは逃げられない、最善を尽くすしか方法は無い、

死んだらどうなるかって? そんなこと考えたって意見の迷路、見解の茨にはいるだけだ、人格向上には役立たないからやめときなさい。 身体が私だと思ってる人は、身体が崩れ去るんだから、自分も消えてなくなるでしょう。 感覚が私だと思ってる人も、想いが私…

死んだら、どうなるんだろ?

わたしは、死んだらどこゆくの?なんて考えなさるな。と世尊はおっしゃいました。 でも、ふっと考えてしまいました。考えだから正しくありません、しかもころころ変わります。 私たちは、生きている間、身体があるのです。 その身体があるから、感覚があり、…

わたしってなんだろう?

わたしって何だろう?なんて考えなさるな。と世尊はおっしゃってます。 でも、ふっと考えてしまいました。考えだから正しくありません、しかもころころ変わります。 「私があるという気持ち」は、目、鼻、耳、舌、身体で感じる、見えた、臭った、聞こえた、…