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常足庵備忘録

曹洞宗常足庵住職の備忘録です

法事って何?

法事をして何かいいことある?

「法事をしていて何か幸福が得られるのでしょうか?」と、聞かれはしませんが、法事に来られた皆様の顔に書いてあるように思えてなりません、被害妄想かもしれませんが(笑) ということで、まず、私達にとって幸せとは何か?と考えると、大雑把ですが次のよ…

「お盆に施餓鬼供養するんだけど、何をお供えしたら良いの?、みんないろんな事言って解らないよ~」とお迷いの方、このお経をどうぞ。

戸外経 小部経典 彼等は住家の外に、又は街の四辻に立ち、或は各自の家に行きて戸口に立つ。 過去の業に縁りて、多くの食物・飲物や、硬き食物、軟き食物の供へられたる時、誰も此等の有情を記憶するものなし。 是の如く、慈悲のある人は、因縁ある者の為に…

お盆ってなに?

お盆について 親しい親類、縁者が集まり、亡くなった方の徳を語り、尊敬の念を懐くことは、それぞれの心に敬譲と慈愛の心をつくることですから、とても意味のあるそして価値のある行事です。 さて、仏教がこの古の先祖供養に関るにあたって、二つの経典を拠…

「もともとの仏教には先祖供養なんか無かったんだよ」みたいな話、よく耳にしますが。ところがあったんですね~(笑)

どうです?以下の一文を見るだけで先祖を供養する言葉であることが解るでしょう。 Khudadaka Nikaya Petavatthu 小部経典 餓鬼事経 Evaṃ dadanti ñātīnaṃ ye honti amukampakā suciṃ paṇītam kālena kappiyaṃ pānabhojanaṃ idaṃ vo ñātīnaṃ hotu sukhitā hon…

親しい人を失ったとき・・・ もう逢えないのだという悲しみ・・・

親しい人を失ったとき。 もう逢えないのだという悲しみ。 それは、もう何ももらうことが出来ないという悲しみ。 声も、笑顔も、温かい手の感触ももう得られない。 もう何もしてあげることが出来ないという悲しみ。 話しかけたり、手を差しのべたり、助けてあ…

供養に必要な気持ちって?

当たり前のことですが、人は生まれ、生きて、死んでいきます。 自分ではどうする事も出来ない大きな力に引かれていくようです。 この大きな力を運命・定め・天・神等と宗教では言います。 仏教ではこの大きな力を「生まれたものは必ず滅する」という自然の決…

善因善果と追善回向

私たちは、自分が何処から来たのか、何処へ逝くのか分かりません。 でも、物事には必ず原因と結果があります。 生まれるには原因があるのです。 生まれたら、色々な経験をして、考え、行動して生きていくのです。 この、行為、言葉、想いが、人に伝わり、自…

追善供養と功徳

追善供養と功徳、善行為について お葬式や年忌法要などは追善供養のために営まれます。 追善供養とは、「本人の代わりに、私が善い事をし、その功徳の結果を廻向して支えとして差し上げます。」という供養です。功徳廻向といった方がわかり易いかも知れませ…

お葬式の目的

お釈迦様の生きていた時代にも、「人は死んだら終りです、消えて無くなるだけで、善悪の報いは無い。」という考えや、「人は物質だけで出来ているのだから、死んだら水や空気や土に返るだけだ、人を殺しても物質が変化するだけで罪は無い。」という考えや、…