常足庵備忘録

注:メモ書き程度なのでくれぐれも参考になさらぬよう

地方僧堂の朝粥行鉢作法を思い出してみた

地方僧堂行鉢作法  (拙僧安居当時の御誕生寺朝粥行鉢の作法です)

典座維那合掌問訊して槌砧の袱紗を去って左の腕に挂ける。

合掌問訊して打槌一下する(展鉢槌)

□ 展鉢

大衆合掌して「聞槌の偈」及び「展鉢の偈」を唱える。

佛生迦毘羅 成道摩掲陀 説法波羅奈 入滅句拘羅

如来應量器 我今得敷展 願共一切衆 等三輪空寂

大衆合掌低頭し袱紗を開き展鉢する。

典座維那、大衆展鉢終わるのを見て一下し

仰惟三寶咸賜印知仰憑尊衆念

典座維那打槌一下し大衆と「十佛名」を唱える。

清浄法身毘盧舎那仏 円満報身盧遮那仏 千百億化身釈迦牟尼仏 当来下生弥勒尊仏十方三世一切諸仏 大乗妙法蓮華経 大聖文殊師利菩薩 大乗普賢菩薩 

大悲観世音菩薩 諸尊菩薩摩訶薩 摩訶般若波羅蜜

典座維那打槌一下し「施食の偈」を唱える。

粥有十利 饒益安人 果報無邊 究竟常楽

□ 行食・受食

行食終わって典座維那遍槌一下し大衆と「五観の偈」を唱える。

一計功多少量彼来處 二忖己徳行全缺應供 三防心離過貪等爲宗 

四正事良薬爲療形枯 五爲成道故今受此食

□ 擎鉢

次に両手を以って頭鉢を擎げ偈を唱える

上分三寶 中分四恩 下及六道 皆同供養 一口爲断一切惡 二口爲修一切善 

三口爲度諸衆生 皆共成佛道

擎鉢の偈が終わったならば頭鉢を下に置かず、低頭の後直ちに喫食する。

典座維那、大衆が食べ終わるのを見て「再進」を喝する。

典座維那、大衆が喫し終わって匙筯を置くを見て「香湯」「浄水」を喝する。

□ 洗鉢

□ 折水

典座維那大衆が洗鉢終わるを見て「折水」を喝する。

□ 収鉢

□ 浄布

典座維那浄布終わって槌砧の袱紗左腕に挂け合掌問訊し、打槌一下(下堂槌)

處世界如虚空 如蓮華不著水 心淸淨超於彼 稽首禮無上尊

大衆合掌して聞き戒尺二声で応量器を擎げ低頭する。