常足庵備忘録

注:メモ書き程度なのでくれぐれも参考になさらぬよう

大般若にしっかり書かれている行深すべき般若な波羅蜜の方便です

メモしてあった般若な波羅蜜の行深法を適当に解説してみました。

注:単なるメモなので仏道修行の参考にするのなら、くれぐれも鵜呑みにせず調べてください。悪しからず。

大般若波羅蜜多經卷第四百六十九

復勸歸依佛法僧寶。

佛法僧宝に帰依することに勤めよ。

三宝:(佛・法・僧)

或勸受持五近事戒。

五近事戒を受持することに勤めよ。

五戒:(不殺生・不偸盗・不邪淫・不妄語・不飲酒)

或勸受持八近住戒。

八近住戒を受持することに勤めよ。

八斎戒:(不殺生・不偸盗・不邪淫・不妄語・不飲酒・不坐臥高広大床・不著香華瓔珞香油塗身+不作唱技楽故往観聴・不過中食)

或勸受持十善業道。

十善業道を受持することに勤めよ。

十善:(不殺生・不偸盗・不邪淫・不妄語・不綺語・不悪口・不両舌・不慳貪・不瞋恚・不邪見)

或勸修學初靜慮乃至第四靜慮。

初靜慮から第四靜慮までを修学することに勤めよ。

色界禅定:(第一禅定~第四禅定)

或勸修學慈無量乃至捨無量。

慈無量から捨無量までを修学することに勤めよ。

四無量心:(慈・悲・喜・捨)

或勸修學空無邊處定乃至非想非非想處定。

空無邊處定から非想非非想處定までを修学することに勤めよ。

無色界禅定:(空無辺処・識無辺処・無所有処・非想非非想処)

或勸修學佛隨念乃至天隨念。

佛隨念から天隨念を修学することに勤めよ。

六隨念:(佛・法・僧・戒・施・天)

或勸修學不淨觀持息念。

不淨觀持息念を修学することに勤めよ。

身隨念:(安那般那念=入出息念・威儀・正智・不浄観・四大・九墓)

或勸修學無常想乃至滅想。

無常想から滅想までを修学することに勤めよ。

十想:(不淨想・死想・食厭想・一切世間不可楽想・無常想・無常苦想・苦無我想・断想・離貪想・滅盡想無常想)

或勸修學四念住乃至八聖道支。

四念住から八聖道までを修学することに勤めよ。

四念処:(身・受・心・法)

八正道:(正見、正思惟、正語、正業、正命、正精進、正念、正定)

或勸修學空無相無願解脱門。

無相無願解脱門を修学することに勤めよ。

三解脱門:(空・無相・無願)

或勸修學八解脱乃至十遍處。

八解脱から十遍處を修学することに勤めよ。

八解脱:(色者色見・無色想色見・浄解脱・空無辺処・識無辺処・無所有処・非想非非想処・想受滅)

十遍處:(地、水、火、風、青、黃、赤、白、空、識)

或勸修學布施波羅蜜多乃至般若波羅蜜多。

布施波羅蜜から般若波羅蜜まで修学することに勤めよ。

六波羅蜜:(布施・自戒・忍辱・精進・禅定・智慧)

或勸安住内空乃至無性自性空

空から無性自性空までに安住することに勤めよ。

空:(※固定化した概念の否定)

無性自性空:(※すべての存在は縁起によるもので、個で成り立つ自性の否定)※適当な私見です

或勸安住眞如乃至不思議界。

眞如から不思議界までに安住することに勤めよ。

(「大般若波羅蜜多經卷第十、初分讃勝徳品第五」に云く、能安住無等等眞如・法界・法性・不虚妄性・不變異性・平等性・離生性・法定・法住・實際・虚空界・不思議界)

或勸安住苦集滅道聖諦。

苦集滅道聖諦に安住することに勤めよ。

四聖諦:(苦諦・集諦・滅諦・道諦)

或勸修學一切陀羅尼門三摩地門。

一切陀羅尼門、三摩地門を修学することに勤めよ。

陀羅尼門:(「摩訶般若波羅蜜経広乗品第十九、丹本名為四念処品」に云く、諸字無礙無名亦滅、不可說不可示、不可見不可書、須菩提、當知一切諸法如虛空、須菩提、是名陀羅尼門)

三摩地:(禅定:サマディ)

或勸修學淨觀地乃至如來地。

淨觀地から如來地までを修学することに勤めよ。

十地:(浄観地・種地・第八地・具見地・柔軟地・離貪地・已弁地・辟支佛地・菩薩地・佛地)

或勸修學極喜地乃至法雲地。

極喜地から法雲地を修学することに勤めよ。

菩薩十地心:(歓喜地・離垢地・発光地・焔慧地・難勝地・現前地・遠行地・不動地・善慧地・法雲地)

或勸修學五眼六神通。

五眼六神通を修学することに勤めよ。

五眼:(指肉眼・天眼・慧眼・法眼・佛眼)

六神通:(神足通・天耳通・他心通・宿命通・天眼通・漏尽通 )

或勸修學如來十力乃至十八佛不共法。

如來十力から十八佛不共法までを修学することに勤めよ。

如來十力:(如來・應供・正遍知・明行足・善逝・世間解・無上士調御丈夫・天人師・佛・世尊)

十八佛不共法:(身無失・口無失・念無失・無異想・無不定心・無不知捨心・欲無減・精進無減・念無減・慧無減・解脱無減・解脱知見無減・一切身業随智慧行・一切口業随智慧行・一切意業随智慧行・智慧知過去世無碍・智慧知未来世無碍・智慧知現在世無碍)

或勸修學三十二大士相八十隨好。

三十二大士相八十隨好を修学することに勤めよ。

(佛の身体的特徴を三十二の相に表現したもので、八十髄好はさらに細分化した相)

或勸修學無忘失法恒住捨性。

無忘失法恒住捨性を修学することに勤めよ。

※(法を忘失すること無く、捨性(無執着)に恒に住するために説かれた諸々の行)※適当な私見です

或勸修學一切智道相智一切相智

一切智道相智一切相智を修学することに勤めよ。

一切智:声聞独覚智、道相智:菩薩魔訶薩智、 一切相智:如来正等覚智

或勸修學預流果乃至獨覺菩提。

預流果から獨覺菩提までを修学することに勤めよ。

(預流果・不還果・阿羅漢果・獨覺菩提の段階)

或勸修學一切菩薩摩訶薩行。

一切菩薩摩訶薩行を修学することに勤めよ。

(菩薩は「覚りを求める衆生」であり、摩訶薩は「偉大な衆生」)

或勸修學諸佛無上正等菩提。

佛無上正等菩提を修学することに勤めよ。

(佛の無上正等なる菩提(悟り)つまり阿耨多羅三藐三菩提)

如是善現。

菩薩摩訶薩行深般若波羅蜜多方便善巧。

是の如く善く現された。

これは諸々の悟りを求める衆生であり偉大な衆生が智慧の修行を深く行じるための善巧な方便である。