常足庵備忘録

注:メモ書き程度なのでくれぐれも参考になさらぬよう

施餓鬼などの仏事で方位に迷ったら。

方位についてちょっと

 

仏事には東西南北が決められていることが多く、しかも世俗の事と混じってしまうとわけがわからなくなるので簡単に一つ

 

優婆塞戒経という在家の居士に関する戒めを説かれた経を参考に、六波羅蜜という修行の梯子段というか項目を方位に配することができるそうです。

東・西・南・北・上・下 はそれぞれ 檀・戒・忍・進・禅・智 の順になります。

施餓鬼棚を東方にするのは布施波羅蜜に相当するからだといわれています。

また大日経等の経典には四種法と方位を説かれているそうです、

東・西・南・北増益・敬愛・調伏・息災 となるので、ここでも東方は増益に相当する事になります。

まあ、お寺では方位磁石で方位を定めるのではなく本尊を基準にし、あるいは外では念じる方角が東だとすればよいのでさして磁北や天体の方向には拘りません。

よく鬼門などと聞きますが、陰陽師の説くところの五行説から来たもので俗説に他ならないので仏教とは無関係のものです。

仏事と友引が全く関係ないのと同じですね。