常足庵備忘録

注:メモ書き程度なのでくれぐれも参考になさらぬよう

世間八法 八世間法 

世間八法について記述されている漢文の経など何か無いものか?と漁ってみると「阿含十報法經」という一法から六十法まで列記されているものがあり、その八法の三番目にそれらしき語句が載っておりましたのでその部分だけちょいとメモしておきます。

大乗経典には当たり前の事(禅ではそれこそが”ズバリど真ん中”なんですがw)を排除する傾向がありますので、大乗僧にはこのような阿含経に書かれていることは目にも留めない癖が染み付いております。

道元禅師が「昔の禅僧は他の宗派の僧と共に同じ寺で生活を共にしていた時も”善き僧”と呼ばれていた。それは貧しいこと故にだった」と言われた事も有ったようです。

世間にどっぷりの我ら禅僧には世間八法に動じないような心境を作るためにも「まず財物を蓄えない」これが第一の用心だとしつこく言われてます。

まあ今も時々見受ける「ボロボロの身なりをカッコイイとする変わった自意識」も鼻につくことはあっても前宋の頃の禅へのノスタルジアだと思ってみてますのでこれからも続けて頂きたいと思いますw

ちなみに私事ですが、全く貯金が無い事も「まあ伝統だから」と思えば気楽なもんですwww(なんか違う)

 

 

阿含十報法經卷下 後漢安息國三藏安世高譯 

第三八法。

當知八世間法。

一爲利。二爲不利。三爲名聞。四爲不名聞。五爲論議。六爲稱譽。七爲樂。八爲不樂